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漁師とは、漁業を営む者または漁業を営む者のために漁業に従事する者(漁業会社等に雇用等)を指し、漁民や漁業者とも呼ばれます。 漁業とは、魚介藻類を獲ったり、養殖して販売することで利益を得る産業のことです。
長崎県では、日帰りできる程度で操業が行われる沿岸漁業(例:一本釣、刺網)、2~3日程度から1ヶ月程度におよぶ船上生活を必要とする沖合漁業(例:大中型まき網)、船で30分以内の沿岸部で魚類・貝類・藻類を育てて出荷する養殖業(例:ブリ・トラフグなどの魚類養殖、カキ養殖)に従事されている方が多くいます。
また、従事形態として、一人で独立してあるいは少人数を雇って実施する独立型(漁業種類例:一本釣、刺網)、漁業会社などに雇われながら漁業に従事する雇用型があります。
漁業種類や狙う魚種、時期によって異なります。
1日のスケジュールは次のとおりです。
その他漁師の暮らしについては下記サイトを参考にしてください。
沿岸漁業者は魚市が休みの前日などに休むことが多く、沖合などの漁業者は帰港した時や船の点検の時にまとまった休日をとっています。
また、時化の時(海が荒れている時)は出漁や操業ができませんので休みとなります。
一般的な漁師の場合は水揚げから経費(餌代や道具代、漁船の燃油代、維持費など)を差し引いた分が収入となります。
漁業会社等に従事する漁師の場合は「固定給プラス歩合」というところが多く、漁獲量に応じて毎月収入が変わることもあります。
漁法によってライフスタイルが異なるためホームページやパンフレットで情報を集める。
漁法などを調べ、就業者の体験談などを参考に自分が希望する漁法などを整理する。
長崎県、漁業系統団体等へ問い合わせてみる。漁業就業のための支援や相談会などの催しを行っています。
各地に漁業協同組合(以下「漁協」)があります。漁協は、「漁業権を管理する団体」と「漁師の経済連合体」という、二つの面があります。
漁業権とは、定められた海域で漁業をする権利ということですが、漁協がこの権利を管理することでその漁協に属する漁師(組合員)が権利を行使し、漁業を行います。
経済連合体とは、販売経験または加工技術に乏しい漁師に向けて様々な事業を漁協が行うことで、組合員の漁獲物の販売、加工する事業(販売事業)や組合員に必要な漁具または生活資材を販売する事業(購買事業)等をおこなっております(文中の事業のほかに、水産資源管理事業や営漁指導事業(漁業経営、漁業技術向上に関する指導)などがあります)。
漁協に加入することによって円滑に漁業を行うことができます。加入に際しては、組合員の資格を有してなければなりませんが、漁協ごとの規則で決められた日数以上の漁業を営むまたは従事すること(90日~120日間の漁業操業)、その地域に居住すること(最低半年間の居住期間)などの要件を満たす必要があります。
詳しくは各漁協にお問い合わせください。